尾崎豊さんのアルバム十七歳の地図に収録されている名曲「I LOVE YOU」は、斉藤由貴さんとの道ならぬ恋を歌ったものではないか、またはイメージされたものではないかと噂されていますが実際のところはどうなのでしょうか。
斉藤由貴との出会いは?
2人が知り合ったのは、90年代に入って最初の年だったようです。1990年11月発売の雑誌『月刊カドカワ』上での対談がきっかけでした。
この時、初めて接点をもったわけですが、尾崎豊さんにとって、斉藤由貴さんは既に特別な存在だったといいます。
何でも、彼が覚せい剤不法所持で留置所生活をしていた際、彼女のグラビアに慰められたのだとか。
その様子は、尾崎豊さんの短編小説『フェアリー・ウィスパー』から読み取ることができます。
「傷害で逮捕された青年が、牢屋でナナ・グレイスというアイドルに思いを馳せる」というストーリーになっており、ナナ・グレイス=斉藤由貴さんという図式に当てはめると、尾崎さんの強い想い入れが窺い知れるのです。
「アイラブユー」は斉藤由貴に捧げた歌だったと噂に
尾崎豊さんの名曲「I LOVE YOU」は、斉藤由貴さんとの道ならぬ恋を歌ったものではないかと、後世に渡って噂されています。
しかし、「I LOVE YOU」のシングルが発売されたのは、尾崎豊さんと斉藤由貴さんの不倫関係が取り沙汰されている真っ最中の1991年3月21日です。
男性の背中に長い髪の女性が寄り添うジャケットアートや、歌詞の内容は、まさしく当時の2人を連想させるものでした。
しかし、実際に尾崎豊さんが「I LOVE YOU」を作曲したのは10代の頃。
この曲がプロデューサーの目に留まって、デビューのきっかけになったとされています。
1983年のアルバム(LPレコード)「十七歳の地図」に収録されてます。
そして、斉藤由貴さんと不倫関係になったのは20代半ばですから、はじめから『斉藤由貴さんに捧げる曲』として作られたわけではなさそうです。
尾崎豊が自殺。その真相は
尾崎豊さんの死因は、肺に水がたまる肺水腫であると発表されました。尾崎豊さんの体内からは多量のアルコールが検出されたことから、死因である肺水腫は極度の飲酒によるものだと考えられたそうです。
また、尾崎豊さんの死体からは大量のアルコールだけでなく、覚せい剤の反応もあったそうです。
ですので、尾崎豊さんが日常的に覚せい剤をしていたのか、それとも事件に巻き込まれ飲まされたのかも疑問の様です。
それに加え、尾崎豊さんの遺体には全身の殆どに多数の傷やあざがあったそうです。
このことから、尾崎豊さんが亡くなった当初の死因は傷害致死の可能性も上がっていたそうですが、警察は状況捜査や司法解剖を行った結果から”事件性なし”として調査を終結し、死因を肺水腫としたようです。
まとめ
尾崎豊さんの名曲「I LOVE YOU」は、斉藤由貴さんとのことを歌ったものではなかったようですね。
そして、そんな尾崎豊さんが1992年4月25日に死亡。妻と息子を残して先に旅立ってしまいました。
尾崎豊さんの死因については色々な疑惑が向けられているようですが、尾崎豊さんの死因は一体なんだったのでしょうか。
自殺、他殺、肺水腫・・・様々な死因原因が挙げられている尾崎豊さんですが、死後20年以上経った今も死因原因がはっきりとはわかっていません。