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又吉直樹、新作『劇場』気になる売れ行き!火花に続き、高評価か?

芥川賞受賞作品『火花』のベストセラーに続き、新潮社から長編第2作目『劇場』が2017年5月11日に発売することになりました。小説『火花』を読み、共感した方にとっては次回作を待ち望んでいたことでしょう。

前作は200万部突破でしたが、待望の新作『劇場』の売り上げはどうなのでしょうか。また、実際に購入した方の感想が気になるところです。小説『火花』を超える完成度なのか、色々と調べてみました。

新作の評価は?売れ行きは?

長編小説『劇場』は、又吉直樹さんが初の青春恋愛小説を執筆した作品になります。新潮社で初版30万部で刊行するという異例の記録です。これは新潮社が創業から現在に至るまで、単行本としては村上春樹作品に次ぐ史上2番目の初版部数です。

活字離れが進み、本の売上が低迷しつつ中、この発行部数を出すことはどれほど凄いことかお分かりかと思います。長編小説『劇場』は週間6.4万部を売り上げ、22日付(2017年5月22日)オリコン週間「本ランキングのBOOK部門(総合部門)」で1位を獲得しました。

この初週の爆発的な売上を見て、発売してたった一週間で3万部の重版が決定。売上に関しては、早くも累計33万部という好スタートを切りました。評判ですが、かなり意見が分かれるようです。

万人受けする作品は難しいものですが、買った人の評価を見て「買う」「買わない」を決める目安となり、今後の売上に左右しそうです。

火花を超えるか!!

売上だけを見ると、良いスタートを切ったと言える長編小説『劇場』ですが、読者が気になるのは「本の内容」や「世間の評判」ではないでしょうか。

読んでも面白くない本をわざわざ購入する人はまずいないでしょう。長編小説『劇場』は、青春恋愛ものですが、純愛とは違ったタイプのストーリーです。

読者の評価を見ると、文才である又吉直樹さん独特の表現が良いという意見が目立ちます。しかし、物語そのものに厳しい意見も色々あります。

夢を追いかけるダメ男とその側を支える献身的な女性という構図から共感できない方が目立つ感じです。1作目の『火花』の超えることは流石に難しいかもしれませんが、ファンの口コミで作品の印象や売上が変わってくるでしょう。今後の流れに期待です!

まとめ

ベストセラーとなった『火花』に続き、待望の長編小説『劇場』も前作以上のヒットになりませんでしたが、初週の売上は快挙を成し遂げました。

続けて購入するファンの影響もありますが、中でも又吉直樹さん独特の文章に引き込まれてしまうことが魅力の1つです。ストーリーに関しては、若い世代は共感できない方が多く、年を重ねている方ほど『劇場』の良さが分かるのかもしれません。

また、『火花』の余韻が残っているので、売上の勢いは乏しいという印象です。時間が経って、映画やドラマになると話題になることでしょう。これからどうなっていくのか楽しみです!

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