今や大食いタレントの枠を越えてマルチな活躍をするギャル曽根さん。そんな彼女の本業といえば、やはり「大食い」ですね。
しかし、「猿も木から落ちる」、「弘法も筆の誤り」の例え通り、時には彼女も得意とする大食いで失敗もするのです。ですが、失敗はしたけどそれを認めて行った行動に称賛が集まっております。
チャレンジ失敗に悔しさ表す
それは3月12日に日本テレビで放送された「有吉ゼミ」という番組内で起きたことでした。
ギャル曽根さんとゲストを含めたキャストが総がかりで挑んだのは八重洲地下街にお店を構える焼き鳥店「幸の鳥」の「超巨大舟盛り唐揚げ御膳」というデカ盛り定食。
まずはご飯を0.8キロ、そして通常の2倍もある巨大から揚げを35個、鳥の照り焼きにアジフライを6枚、鳥そぼろでご飯をコーティングして最後に鶏の丸焼きをのせれば超巨大船盛りから揚げ御膳の完成です。総重量4.16キロ・総カロリーは成人男性約3日分の8610キロカロリー、制限時間40分で挑みます。
ご飯を別皿に取ってから揚げを交互に食べる作戦でどんどん箸を進めて2.4キロを完食です。揚げ物が多いこの御膳は使っている油の量だけでもおよそ300ミリリットル、まさに油地獄とも言える強烈な胃もたれが襲い掛かってきます。
順調に食べるペースを進めていたギャル曽根さんでしたが、残り時間8分を過ぎた頃、徐々にペースがダウンしていきます。
唐揚げの大きなサイズに顎の力をつかっていったこともあり、400グラムの料理を残して無念の時間切れになります。
「普段のメニューと違い、余計に噛まなくてはいけないから」と5カ月ぶりになるチャレンジ失敗に心から悔しさをのぞかせるギャル曽根さん。
制限時間後も食べ続ける姿に称賛の声
周囲がギャル曽根さんのまさかの失敗に驚く中、悔しそうに顔色が濁るギャル曽根さん。しかし、そのあとにとった意外な行動で視聴者からの好感を得ます。
驚きと沈黙が撮影スタッフを包み込む中、彼女の声は響きました。
「これ、残り食べて帰るんで。」
なんとチャレンジが終了した後、1人淡々と残った食材を手をかけ食べていく彼女。例え失敗しようとも出された料理は食べきる、そんな彼女自身のプライドと哲学に視聴者や関係者の多くは感動します。
そして、制限時間を7分オーバーしつつも彼女は全ての料理を完食することに成功します。
全てを食べ終わった後彼女は静かに「言い訳はなにもできません」と語りました。
その胸中たるやわかりませんが「出されたものは全て食べる」という彼女の意思に多くの視聴者からネットで感動の声が上がっています。
まとめ
はたして彼女が制限時間を越えてでも完食した理由はなんだったのでしょうか?
彼女自身が料理本を複数出している料理人でもあるので、そういった側面から出されたものは食べなくてはいけないといわゆる「料理人としての訓示」を感じたためなのか?
それとも、「大食いタレント」という自分の肩書きにかけて「制限時間を越えただけで自分はまだいける」という事を示したかったのか?
真実は定かではありません。しかし、彼女は間違いなく今回の行為で株が上がったのは間違いありません。