今、話題になっている日大アメフト部の悪質タックル問題で渦中にいた内田監督が辞任を表明したことが明らかになりました。
日大フェニックスと関西学院ファイターズというアメフト版の巨人・阪神と称されるほどのライバル関係にあった日大の不祥事に日本中が震えております。
そんな中、辞任した内田監督の謝罪の仕方に問題があり炎上が加速しております。
それはなぜなのでしょうか?改めて検証していきたいと思います。
内田監督が辞任
渦中にいた内田監督、5月19日に公の場に姿を現して「全て私の責任。日大アメフト部の監督を辞任します。日大学生にはまだ説明していない。弁解はしません」と発言をした内田監督。
その経歴はかなり歴史が古く、1978年には日大アメフト部のコーチに若くして就任しその後、2003年に監督に就任、「大学日本一」を決めるといわれている「甲子園ボウル」に五回出場して昨年はなんと27年ぶりの優勝を飾った事でも有名でした。
そんな彼が起こしてしまった不祥事、日大の出世コースの中におり次期理事長といえば彼の名前が上がるほどの出世が期待されていた逸材でした。
しかし、そんな彼が選手に危険なタックルで相手をつぶすように指示をしたとして問題になり今月19日に「一連の問題の責任は全て私にある。監督としての私の責任。真摯(しんし)に受け止めて監督を辞任する」と辞任を表明しました。
ネクタイがピンク色で炎上
しかし、伊丹空港での謝罪に応じた彼のやり方をみた複数の評論家たちは彼に激怒をしました。
サンケイスポーツのコラム「甘口辛口」では有名な記者である今村忠氏「日大が箱根駅伝に初めて出たときのたすきの色で日大スポーツを象徴するカラーだが、謝罪には場違いだった」「日大の正式なスクールカラーはかつて紫に次ぐ高潔な色とされた緋色。地に落ちた信頼の回復へ何より求められる誠意は、似て非なるピンクからは伝わってこなかった」と指摘。
昔から謝罪の会見に出てくる際にはスーツのネクタイは「誠意・愛情」を示す紺色が好ましいとされているとも同コラム内で痛烈に批判を行いました。
大手匿名掲示板5ちゃんねるでは「なんで謝罪の場でピンク色のネクタイなんだ」と疑問に感じる声も多数ありました。
謝罪の場で派手な色のネクタイをつけるのは完全に逆効果だったといえるでしょう。
相手大学名を間違いさらに炎上
また、ネクタイだけでなく謝罪会見でとんでもない間違いを起こしてしまった内田監督。
そのとんでもない間違いとは、なんと対戦相手だった「関西学院大学」の名前を何度も読み間違えるという失態でした。
謝罪会見の中で「“かんさい”学院大学の皆様に謝罪をまずしてから」」と語った内田監督でした。
しかし関西学院大学は「かんさいがくいんだいがく」と読むのではなく「かんせいがくいんだいがく」と読むのが正しく、この読み間違いに対して多くの場所から批判のコメントが集中しております。
有名な専門誌であるスポーツニッポンでは「謝罪する相手の名前を間違えるのは、愚挙と呼ぶしかない。」と手厳しいコメントがありました。
また。読み間違い以前に、過去何十回と対戦している相手チームの名前を間違えるなど、完全に相手チームへのリスペクトが足らない証拠だとの声をありました。
その一方で「これは読み違えても仕方ない」と同情的なコメントも一部ネットではみられました。
まとめ
唯今、国と業界を越えて各業界で話題になっている「パワハラ」問題ですが今回の騒動でまたアメフト業界にもある程度光がみえていくものでしょう。
かつて部活と言えばなんでもありだった教育の世界にもメスが届き、不要な朝連などがなくなっている傾向があります。
賛否はありますが、自分はこの状況をいいものだとおもっております。
今回の事件のせいでケガをした人間や監督の指示に従わざる負えなかった方々もいずれはこの事件の影響で教育スポーツの世界にパワハラがなくなり、今以上にスポーツを楽しみたいという人が増えればきっと明るい光がみられるときがくるでしょう。