『世界の果てまでイッテQ!』で絶大な人気のイモトアヤコさん!彼女は登山部としても数々の山に登っていますが、視聴者や専門家から時に批判の声が飛んできたりします。今回は登山部での裏話を調べていきます。
登山で批判される訳とは?
2013年マナスルの登頂成功した時のことでした。マナスルは標高8163mで世界8位。死亡率17.85%の『死の山』として知られています。
シェルパだけでも13人。更には業界では知られた国際山岳ガイドや国際山岳医を揃えてのサポートだったので、結構な金額がかかっていたとのこと。
そのことで特に登山関係者からの批判内容はなかなか厳しいものでした。
『登山をサポートするシェルパが13人もつき、業界で名の知られた一流のガイドや医師らが同行するなど、あまりにも豪華な陣容』
『素人の芸人でも登れるとなれば、登山家たちのスポンサー集めにも悪影響が出る』
『登山家たちは命を懸けてやっているのに、テレビ局が金を注ぎ込んでお遊びをやられたらたまったものじゃない』
ヘリ下山で物議!
色々なサイトでも引用されていますが、アルピニストの野口健さんがマッターホルンのヘリ下山時に苦言を溢されていて話題になったので、引用してみると、
“『遭難、または体調不良がなければ通常では考えにくい選択肢』
『個人的な考えですが、山登りというものは自力で下山するところまでが山登り』
『下山できない登山なんてやるもんじゃない。って事ですよね!』“
また『冒険にはルールはないので人それぞれの受け止め方でいい』とも言ってます。
あくまでもイモトさんは『プロのアルピニスト』では無く『女芸人』です。
『登山家が山に登る企画』ではなく、『バラエティ番組で女芸人が山に登る企画』です。
ヘリ下山も企画の中に予め組まれていたと思いますし、何より登山部の健康が第一です。
登山部で死者が出た?真相は
2014年4月18日、エベレストの南側で雪崩が発生したため、ネパール人の登山ガイドが死亡する事故が発生し、登山部もエベレスト登頂企画を断念することとなってしまいました。
現在の所、イッテQ登山部のメンバーの中で死者が出たという話は聞いたことはありませんが、エベレスト登頂企画の為に5年がかりの計画だったそうです。
事故にあわれたシャルパさんたちはイッテQ登山部の企画に関わられておりませんでしたが、エベレストに関わる他のシェルパさんたちも次々と撤退を決定していったみたいです。
イッテQ登山部のエベレスト登頂は、ヒマラヤンエクスペリエンスという山岳ガイド会社の登山隊も下山を決めたということが決定的で、日テレの社長が最終的に中止することを決めたそうです。
ネット上でイッテQ登山部で死者が出た話は、これらの事柄を総合して独り歩きしたものと思います。
まとめ
調べていくと『イッテQ登山部』について批判の声があったのも事実なのですが、いくら番組企画だといっても、登山は命がけのもの。同行の専門家達が少しでも『危険』などを感じたら即中止になると思います。そこは番組側も各事務所からタレントやスタッフを送られているのに、番組のせいで命を落としてしまったっていうのも避けたいと思います。
これからもイモトさん達には安全第一で、世界中の色々なことをお茶の間に届けて欲しいですね!